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実例Q&A

生命保険の調査【Q&A №202】

2012年9月20日


 保険金での特別受益

父が母と離婚してから再婚し6月に癌で亡くなりました。
死亡保険には入ってなかったと言われましたが再婚相手の親が保険外交員信じられません。
受取人は今の奥様ですが調べられますか多額の保険に入っている可能性が高いので。

記載内容  死亡保険 生命保険協会 弁護士会照会 税金との違い

(みぃ)


【相続人であれば調査は可能です】
 お父さんが契約者の保険について、どのような保険に入っており、その受取人が誰であるか等についての調査は相続人であれば可能です。

【保険会社がわかっていると調査は簡単】
 ただ、日本では(生命保険会社だけでも)保険会社は約50社近くあるため、どこの生命保険会社と契約していたか不明な場合、保険会社をしらみつぶしに調査することが必要となります。
 なお、質問では、再婚相手の親が保険勧誘員ということですので、とりあえずはその親の関連する保険会社を調査するといいでしょう。

【弁護士会を通じた調査手段があります】
 どの保険会社かわからないということであれば、全ての保険会社に保険の有無内容についての開示請求をすることになりますが、これは大変な手間がかかります。
 そのような場合でも、どうしても調査したいというのなら、弁護士に調査を依頼すればいいでしょう。
 弁護士は弁護士会を通じて生命保険協会に対し照会を行うことができます。この場合、約40社から回答がきますので、国内にあるほとんどの保険会社からの回答を得ることができます。
 もし契約保険会社が不明ということであれば、他の遺産調査も併せて、一度弁護士に相談されるのがよいでしょう。

【保険金は遺産ではないが・・・】
 相続税の申告では生命保険金は遺産の範囲になりますが、遺産分割の場合には、生命保険金は遺産には含まれないというのが裁判例です。
 そのため、生命保険があるというだけでは、遺産額が増えるわけではありません。
 ただ、遺産の額と比較して、あまりに生命保険金の額が多いと、遺産の分割に際して考慮されることになります。
 

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