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実例Q&A

★遺留分割合の計算【Q&A №241】

2013年2月8日


 
 被相続人         A
 Aの長女          B
 Aの養子(長女の夫)    C (相続調停中に死亡)
 B Cの長女         D  (他家に嫁ぐ)
 B Cの二女         E (他家に嫁ぐ)
 Aの二女         F
 Aの三女         G (私は Aの三女 Gです)

 AはBCに1億円相当の不動産を2人に等分に相続させる旨の一部遺言を遺す。
 遺産は他に 400万の預金 300万の現金を遺す。
 Aの死亡後、 相続調停中 9ヶ月後 Aの養子Cが死亡した。
 D, EはB,Cの子供ですが、 B,Cが養子縁組する25年前に出産した子供です。

以上の状況で下記の3点を教えて頂きたく メール致します。
 1. Aの子供 二女F  三女Gの遺留分計算方法
 2. Cの死亡後、 Aの遺言相続はD,Eに承継されるのか
 3. FGからCへの遺留分減殺請求はすでに送付済であるがD,E対しても遺留分減殺請求を送付しなければならないのか?

 以上 よろしくお願いいたします。

記載内容  養子縁組 数次相続

(そらいろ)


【質問1・・遺留分の計算】
 遺留分について非常によく勉強され、整理されているように思われます。
 今回の被相続人Aさんの相続人は3人の娘(B・F・G)と養子であるCの4人です。
 それぞれの相続分は本来4分の1ずつであり、遺留分はその2分の1ずつです。
 上記のことから、財産のほとんどがBとCに遺贈された場合の遺留分は次の通りとなります。
F・・・8分の1(4分の1×2分の1)
G・・・8分の1(4分の1×2分の1)

【質問2・・D・Eの相続】
 Cは相続に関し調停中に亡くなられたとのことですので(このような場合を数次相続と呼びます)、Cを相続するB・D・Eが、Cの相続分を法定相続割合に応じて引き継ぐことになります。
 今回は、Aの死亡後にCが死亡したという順序ですので、代襲相続ではなく、配偶者も相続人になる通常の相続になります。
 この点はB・Cの養子縁組前にD・Eを出産した場合でも変わりません。

【質問3・・遺留分減殺請求を受けた地位も引き継ぐ】
 今回はD・EがCの地位を引き継ぐ結果、D・Eは「遺留分減殺請求を受けた地位」も引き継ぐことになります。

 そのため、法的には、改めて遺留分減殺請求の通知を送らなくとも、請求権が失効するわけではありません。
 ただし、実際上はD・Eを紛争(あるいは調停)に巻き込む必要が出てきますので、念のためにD・Eに対し遺留分減殺請求を通知し、紛争・調停の当事者であることを明確にしておく必要があるでしょう。

 

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