16年以上、音沙汰も無かった叔母から、突然、手紙が送られてきました。
(父が死んだ時も、一切連絡もなかった叔母)
父が亡くなってから2年以上後、突然の手紙です! この1年無視してましたが…この度、又 、催促の手紙が送られていました。
亡くなった父との約束の金を払え!という手紙です。
26年前、祖父が死んだ時の「遺産分与の件」です。
「【遺産放棄の手続】をしてくれたら、後々、1000万円を渡す!」と父が頭を下げてお願いしたらしいです。
当時…会社兼住居の土地を売るれないので… 『将来、もし家業を閉店し、家を売却したなら、その時は、叔母に1000万円を渡す。』との約束をしたようです。
そして、叔母はその約束を信じて『遺産放棄書?』に印鑑を押印したようです。
それから月日が経ち…16年前、赤字経営の会社を閉店し⇒家を売却しました。
僅かに残ったお金で、田舎に小さい家を購入しました。
父は、叔母たちに、生前中、商売は上手くいっている と嘘をついていました。
なので…家を売ったお金が、「赤字経営の借金の返済」や「株に充てた」とは、知らないと思います。
現在、一切 お金は残ってません。それどころか… お金をよこせ!と言われても、今の生活でも精一杯なのに… 母も私も、一切父から聞いてません。「寝耳に水」状態です。
あれば出したてあげたい!ですが…無い金は、どう逆立ちしても、払えないのです。
でも、このままにしてても、解決にはならないので…どうしたら宜しいのでしょうか?
追伸;(良く親戚なので、話し合いをと!皆さん、仰いますが…)
叔母夫婦は感情的にとても物凄く起伏の激しい攻撃的な性格です。
普段から、一方的にか話さない人で、人の話を聞かない人です。
常識から逸脱して、日常でも普通でありません。(今回も脅すような内容を書いてきました) 話し合いも出来ないを思いますし、母も私も、喋るのも怖いので…電話も留守電にしてます。
【そんな事実があったのでしょうか、証明できるのでしょうか】
なんらかの利益を与えて相続放棄をしてもらうことは、無効ではありません。
ただ、問題は、26年前のそのような約束(合意)があったかどうか、仮にあったとしてもそれを証明することができるのかという点です。
あなたや母が、「そのような約束は聞いたことがない。なにか証拠でもあるのか」と突っぱねた場合、叔母はどうするのでしょうか。
26年も前の話ですし、約束を書いた書面もなさそうですので、証明するのはなかなか難しいです。
例え叔母が裁判をしても、証明できなければ、叔母の敗訴となるでしょう。
【時効ということも主張できます】
仮に合意があったことが証明できたとしても、叔母が主張しているような請求権は、請求が可能な時期から10年で時効になります。
父は自宅を売却したということでしたら、そのときから叔母は1000万円を請求することができたのですから、既に16年も経過した現時点では、叔母の権利は時効により消滅しているものと思われます。
【弁護士に委任することも考えましょう】
叔母夫婦は感情的にとても起伏の激しい、攻撃的な性格ということですが、要求に応じられないのなら、そのことをはっきりと伝えるべきです。
それでも、要求が続くなら、裁判でもしてくださいと言うべきでしょう。
もし、どうしてもそのようなことを言えないというのであれば、弁護士に相談し、委任をするべきでしょう。
弁護士は、叔母の攻撃を止める方策を考えてくれることと思います。