あまりに遅くなるとテストが必要です
エンディングノートというのがある。
死んだときに、「葬式はどうして欲しい」とか、
「病気になればこのようにして欲しい」とかを書くという。
妻はせっせと書いているようだ。
最近、妻が私にも書けという。
「ひょっとしたら、先に死ぬのを期待している?」
と聞くと、笑って否定していたが。
さて、エンディングノートならぬ、遺言書の話である。
最近、遺言書の作成の依頼が次々とくる。
皆、80代から90代の女性である。
高齢の方は遺言をする能力が問題となる。
長谷川式認知スケールというテストを受けていただく。
「テストが満点で、お医者さんにほめられました」という人もいる。
皆さん、いずれも高得点を獲得されている。
自分で遺言書を作るという人は頭もしっかりしているようだ。
テストに合格できそうなうちに、私も遺言書を作っておこう。
もちろん、ついでにエンディングノートも。